ゴロゴロ岳・蛇谷北山・六甲最高峰 (お勧め度★★☆) 東六甲【4-24】

芦屋川駅(阪急電車9:20)==柿谷道(男坂)==夜景の岩場(11:08)==ゴロゴロ岳(11:32)==飯森尾根==奥池(12:07)
土樋割峠(13:15)==蛇谷北山(13:45)==石宝殿(14:04)==六甲最高峰(14:35)==後鉢巻山(14:58)==奥池BS(16:03)
(約6時間30分 平成28年4月16日)  
ROUTE MAP
linelineline
説明が青色文字の写真はクリックで拡大します。
 芦屋市のサイト内に森林浴を満喫する六甲山散策のハイキングコースとして、前山遊歩道、柿谷コース、石宝殿コースが紹介されていた。コース上のゴロゴロ岳、蛇谷北山、六甲最高峰は久しく訪れていない。今日(平成28年4月16日)は、これらの山々に後鉢巻山を絡めて、芦屋市最高峰、芦屋市最高地点を巡ってみたい
開森橋  阪急芦屋川駅を北に出る(9:20)。駅北の広場は今日も芦屋ロックガーデン方面を目指すハイカーで大混雑!!。当方は、芦屋川に沿って北に進み、まずはゴロゴロ岳を目指す。
 すぐに開森橋。これを渡るが、工事中だ。橋梁の掛替え工事で28年12月28日まで工事が続く。
 橋を渡って県道344号奥山精道線(通称・ライト坂)を登る。
 ライト坂の名は、道路沿いにある旧山邑邸(ヨドコウ迎賓館)の建築家フランク・ロイド・ ライトに因む。
開森橋
柿谷道(男坂)に合流  ゴロゴロ岳へは県道沿いに水車谷バス停を目指すのが一般的だが、今日は手近な前山公園から山に入ることとする。
 ライト坂を芦屋浄水場前の交差点で右折し、すぐに北に向かって前山公園に進む。
 芦屋川駅から20分少々で前山公園に到着した(9:42)。
 公園では手摺などの塗装工事中だった。塗りたての手摺に注意して、公園内の階段を上へ上へと登る。
 公園最上部からさらに一段上に向かって道が回り込んでいる。そこには芦屋市水道部の円筒形の設備があり、そこから山道に入る(9:51)。
柿谷道(男坂)に合流
 すぐに、ナイフリッジのような道から急な登りとなる。それを登りきると尾根に乗る(9:57)。
 さらに小ピークを越え、ピークから下りきったところに案内表示があり、左手側から道が合流してきた(写真上 10:04)。
 合流してきた道は、水車谷バス停から登ってきた道で、ここで柿谷道(男坂)に合流となる。

 この辺りの柿谷道(男坂)は陽の射す明るい道である(写真右)。
柿谷道(男坂)
柿谷道(男坂)
岩のごろつく柿谷道  柿谷道(男坂)を先ほどの分岐から10分ほど登り続けて鉄塔に到着した。これは、仁川連絡線三四の鉄塔で、ここからは東側に景色が開けている。
 鉄塔を過ぎると山道に大きな岩がごろつき始めた。その岩を登っていくと小ピークで、そこから一度下り、次に登り返すと、岩々の連なる楽しい尾根歩きとなる(写真左)。岩の間を縫うようにして進む。
 大岩の一つに乗り左右の景色を楽しむ。東には街並み、西には荒地山の連なりが見えている。しばし休憩を入れ景色を楽しむ。
岩のごろつく柿谷道
矢穴列の残る大岩  さらに、アップダウンを繰り返して尾根道は登っている。
 再び、柿谷道(男坂)に大きな岩がゴロゴロと転がり始めた。よく見るとその岩には矢穴列がある。矢穴は岩に彫られた四角い穴で、石を割るための楔あとである。
 次に、右手側(東側)の木に緑のテープを確認した。そこから薄い踏み跡がある。進んで行くと矢穴列の残る大岩が残されていた(写真左 10:50)。大阪城の築城の際に、切り出された花崗岩の名残である。これは隠れた史跡というべきもので、柿谷道(男坂)で確認しておきたいスポットの一つだ。
矢穴列の残る大岩
 さらに、大岩の間をすり抜けながら進むと左手側から柿谷道(女坂)が合流してきた(写真右 10:58)。
 ここにも高圧鉄塔(新神戸線四十)が建っている。
 ここから先はよく歩かれたポピュラーな道になる。
柿谷道(女坂)が合流
柿谷道(女坂)が合流
夜景の岩場の景色(東南)  やがて、大きな岩のところで道が分岐した(11:02)。大岩に「←オクイケ」と赤ペンキで書かれているが文字は薄くて読みにくくなっている。
 ゴロゴロ岳方面はここを「←オクイケ」方面(左)に進むが、今日はここを右に進んでみる。
 右折後、踏み跡はやや薄くなるが、迷うようなことはない。すぐに大きな岩の積み重なる場所となる。古いロープが残っているので、それにつかまり巨岩をよじ登る。次第に周囲に展望が広がってくる。
 この場所は、知る人ぞ知る柿谷道(枝道)の展望スポットで、東方には西宮から大阪方面の街並みが遠望できる。西、南、北側にも、周囲の山並みが見渡せ、パノラマの風景が楽しめる。
夜景の岩場の景色(東南)
 この展望場所は、元あしや村の「夜景の岩場」とされていた場所と思われるが、ほとんどハイカーにも会わず、ゆっくりと絶景が満喫できる。
 しばし、絶景を楽しんだ後、岩山を登りきってさらに奥に続く道を進む。
 すぐに道が分岐し、右に下ると鉄塔(新神戸線三九)に至る(11:15)。分岐を左に進むと、柿谷道に合流となる(11:18)。
 合流地点は、柿谷コース12の表示のところで「落石危険 立入禁止」との記載もある。鉄塔巡視路に入らないようにとの配慮か?
夜景の岩場の景色(北西)
夜景の岩場の景色(北西)
変貌著しいゴロゴロ岳  さらに柿谷道を進み、NHKの中継放送所の設備を過ぎ、山道脇に真新しい建物ができてるなー・・と思ったら、その先がゴロゴロ岳の山頂だった(11:32)。
 えーーー。ここが山頂なの?・・と、拍子抜けの感覚を抱かれる方が多いのではないか。
 ゴロゴロ岳の山頂周辺は、数年前に登った時と雰囲気がすっかり変わっていた。
変貌著しいゴロゴロ岳
 ゴロゴロ岳山頂で昼食をとっておられたハイカーの方に聞くと、企業の保養所ができたらしい。ゴロゴロ岳は住宅に飲み込まれつつある。

 ゴロゴロ岳山頂は特に展望はないが、きれいに整備されているので3名ほどの方が食事休憩されていた。
ゴロゴロ岳山頂
ゴロゴロ岳山頂
飯森尾根  山頂らしさがなくなってしまったゴロゴロ岳は、寂しい気がしたのですぐの出発とした。
 建物の立ち並ぶ尾根を進むとすぐに左手側に道が分岐する(11:40)。水道設備のあるところで、ここが飯盛尾根への分岐である。
 従前、ここには「←奥池」の小さい案内表示が掲げられていたが、今は何らの表示もない。
 住宅地のフェンス沿いにやや荒れた感じの道を進む。
 途中、左手側に住宅街の道路が近づき住宅に出てしまうのかと迷うが、柵があって住宅へは進入禁止と表示されている。
飯森尾根
 やがて道は右折して尾根道に出る。
 以前、飯盛尾根を歩いたときは、ここから明るい尾根道になったような記憶があるが、今は歩く人が減ったのか、木々が繁茂しあまり展望はない。ただ、道はしっかりとしており、林の中を縫うように進んで行く(写真上)。
 さらに飯盛尾根を進んで行き、道が大きく下りになったところで前方に絶景が広がる(写真右 11:58)。北側遠くに大平山から船坂峠辺りの六甲の稜線が望める。しばし、ここで休憩する。
飯森尾根からの景色
飯森尾根からの景色
奥池に到着  小休止の後、急な坂を下り始める。すると、その坂を三脚とカメラを持った方が登ってきた。そして、ごろごろ岳までの所要時間を当方に質問された。約30分位とお答えすると、「えッ・・・、そんなにかかりますか。」と、落胆気味のリアクションが返ってきた。軽装だったので、奥池園地に遊びに来たついでにちょっと行ってみようか、という感じだったのだろう。
 金網のフェンス沿いに急坂を下ると、右手側から道が合流する(12:03)。これは観音山方面からやってきた道である。
 この合流点から2分程進んで奥池に到着した(写真左 12:07)。
奥池に到着
 飯盛尾根は途中に笹の茂る箇所はあるものの、全般にしっかりとした道が続いていた。枝を払うなど周囲の手入れがもう少しされれば、歩く人も増えるだろう。

 到着した奥池湖畔では数名のハイカーが散策していた。池を周回し奥池園地に進む。
 園地では人影まばらな中、桜がきれいに咲いていた。
 自販機で缶珈琲を買い求め、しばらく桜に見入る。
奥池湖畔の桜
奥池湖畔の桜
奥池園地の桜  奥池園地の桜は今が盛りと咲き乱れているが、先ほど記した通り、人影が少ない。
 それは、奥池園地が冬季閉園の後も施設のリニューアルで、今年の営業開始日等が決まっていないことに原因があるらしい。
 園地は閉園中なので客がいないということのようだ。しかし、桜は季節を忘れないで花をつけている。
 そのアンバランスな感じに、寂しさがただよう奥池園地だった。
奥池園地の桜
 奥池からは次に蛇谷北山を目指す。蛇谷北山へは蛇谷林道を利用して、登り口まで進むことにする。
 奥池の住宅地の中を、蛇谷林道の分岐点である東お多福山登山口バス停を目指す。
 住宅地では、洒落た住宅が立ち並んでおり、羨望の視線をまき散らしながら逍遥する。
 (・ω・)
 東お多福山登山口バス停には12時42分に到着。ここで、帰りのバスの時間が毎時2分と36分であることを確認したのち、蛇谷林道方向に進む。
 蛇谷林道方向に入り、最初の分岐は左に、次の分岐は右に進むと蛇谷林道となる。
奥池の住宅地
奥池の住宅地
蛇谷林道  次に、東お多福山登山道が左に分岐する(12:52)。ここには「東お多福山へ1.0km・土樋割峠0.9km」の表示がある。併せて「迂回路のご案内」の看板あった。これには、要旨、以下の通りの説明が記されていた。
 「土樋割峠付近にて本庄堰堤の補強工事をしており、蛇谷林道はトラックが通行する。よって土樋割峠へは東お多福山へ迂回してほしい。」
 「えええーーー。東お多福山経由は大回り過ぎるでしょ・・・!!」と思ったものの、もう一つ小看板があって、それには「どうしても通行する方は谷側の道の端を通行して下さい。」と記されていた。
 この小さい看板に素直に従って、蛇谷林道の端を登って行くこととした。
蛇谷林道
土樋割峠  車止めの鎖をまたいで蛇谷林道に入る(12:53)。
 蛇谷林道は川沿いのコンクリ舗装の道である。つづらになってどんどん登っているが、舗装路では味気ない。そんな道でも、上方から何名ものハイカーが下ってこられた。六甲最高峰からバス停までの下山路としては最も利用しやすいルートなのだろう。
 13:05 蛇谷第二砂防ダムを越える。蛇谷林道は堰堤が登場する度にその脇を大きく迂回して登っている。
 この辺りで工事のトラックとすれ違った。
 13:15 土樋割峠に到着。ここには工事関係者のものと思われる車が5台止められていた。また、土樋割峠には「北山を経て六甲最高峰まで50分」の表示がある。
土樋割峠
蛇谷北山への山道  この表示に従い、土樋割峠から蛇谷北山に向かい細い山道を登り始める。
 すぐに蛇谷北山から下ってこられた10数名のパーティーと向かい合うこととなった。しかし、リーダーの「左によって!」の掛け声一発で道を譲っていただいた。ご一行は統制がとれ、マナーを守る礼儀正しい方々だった。ハイカーはこうありたい。
 次に、蛇谷北山らしく周囲に笹が登場し、坂道の勾配も増してきた。
蛇谷北山への山道
 芦屋市設置の「ここは蛇谷・北山コースです。」の案内標柱が登場(13:20)。蛇谷・北山コースは行政によってしっかり整備されている。
 蛇谷北山への登り道はその勾配を緩めることなくどんどん高度を上げている。気づくと周囲を覆っていた笹がなくなり、潅木帯の茂みとなっている。相変わらずきつい登りが続く。
蛇谷北山ルートの案内
蛇谷北山ルートの案内
 途切れていた笹がまた周囲に見え始め、次に「ここは黒岩堰堤南です。」の案内表示が登場した(13:28)。
 その後、ナイフリッジのような場所を越える(13:31)。ここで男性一人とすれ違う。
 その次に、左手側(西南側)に景色が広がった。本庄堰堤の工事現場や西お多福山の連なりが見えている(13:32)。
 次に、笹の繁茂するエリアで坂が一層急になった。ここで、男性2人と女性1人のパーティーとすれ違う。
 さらに、笹の中を登り続けて蛇谷北山山頂に到着した(写真右 13:45)。
蛇谷北山
蛇谷北山
蛇谷北山の山頂  山頂はせまいがスペースがある。周囲は笹に取り囲まれている。
 山頂には「蛇谷北山(840m)芦屋市最高峰 平成25年3月3日」の表示がある。
 笹の間の小さな切開きには、ケルン状に石が積まれている。
 以前の記憶で、蛇谷北山の山頂は展望がないと思い込んでいたが、以外にも南方に展望が開かれていた(写真下)。
 芦屋市最高峰の頂きであるからには、展望は必須ということで切り開かれたのかも??
蛇谷北山の山頂
 蛇谷北山山頂でほんの少し休憩を入れて、次に六甲山石宝殿(六甲山神社)を目指して出発した(13:50)。
 さらに続く笹の道をアップダウンしながら北に進む。ここでも男性1人とすれ違う。
 蛇谷北山山頂から約20分で石宝殿白山姫観音(写真下)に到着した(14:04)。
 本日は、土樋割峠から蛇谷北山を過ぎこの石宝殿まで、4組約15人程のハイカーにお会いした。
 10年前に蛇谷北山を訪れたときには一人のハイカーにも出会わなかった記憶がある。最近の山ブームのおかげで、六甲最高峰に近いこの山も人気が上がってきている。
蛇谷北山からの景色
蛇谷北山からの景色
石宝殿白山姫観音  石宝殿から六甲最高峰を目指し、縦走路沿いの車道(主要地方道明石神戸宝塚線)を逆走する。
 車道は後鉢巻山の下を鉢巻山トンネルで貫通している。もともと車道は後鉢巻山の北を迂回していたが、阪神・淡路大震災の地滑りにより路盤が崩壊したため、それを復旧させずにトンネルにしたものである。今日はその復旧されなかった元車道を迂回してみた。
 元車道には「スピード落とせ」の標識などが残されている。また、十八丁尾根、白水尾根への取付き点が確認できた。
 後鉢巻山迂回路から車道に戻り、一軒茶屋には14時24分に到着した。
石宝殿白山姫観音
 一軒茶屋で遅めの昼食をとる。卵どんぶりを注文して大休止とした。
 丼をゆっくりといただいた後、六甲最高峰を目指す。
 六甲をホームグランドにするハイカーを自称しながら、六甲最高峰に登るのは久方ぶりだ。申し訳ない気持ちで自省しながら六甲最高峰に到着した(14:35)。
 今日は天気も良く、(写真には写してないが)最高峰は老若男女、多くの人でにぎわっている。山頂にある六甲山最高峰の標柱は写真撮影の順番で列ができていた。
六甲最高峰
六甲最高峰
六甲最高峰からの景色(南東) 六甲最高峰からの景色(東)
六甲最高峰からの景色(南東) 六甲最高峰からの景色(東)
一等三角点 点名 六甲山  六甲山最高峰の標柱の後方には一等三角点(点名 六甲山)の設置があるが、こちらは置いてきぼりで、気付く人もない感じだ。
 山頂は広く平らで戦時中は高射砲陣地が設けられたらしい。戦後は通信基地となり大型のパラボラアンテナが設置されている。
 また、山頂には「阪神淡路・東日本大震災鎮魂・復興祈願」の標柱も立てられていた。

 最高峰は南に北に景色良し。その雄大な景色は普段の疲れを開放してくれる。登ってきてよかったと思う瞬間だ。
一等三角点 点名 六甲山
 最高峰の次はその東側のピーク「後鉢巻山」に寄り道したい。
 最高峰をスタート(14:43)して縦走路に下る。車道を東に進み、鉢巻山トンネルの手前で後鉢巻山方向に延びる縦走路(山道)に入る。山道の入り口にはロープが張られ「がけ崩れ注意!! この先がけ崩れしている場所がありますので迂回されるか通行の際には十分注意してください。 芦屋市経済課」の表示がある。注意して、通行を始めた(14:53)。
 がけ崩れの影響で歩く者が減ったためか、道は笹が伸び少々荒れた感じとなっている。
 2分進んでがけ崩れの場所となり、慎重に通行する。
後鉢巻山山頂
後鉢巻山山頂
後鉢巻山  さらに進むと、道が分岐して切り返すように登る箇所がある。ここが、後鉢巻山への登り口である。
 笹が茂る中を後鉢巻山の山頂を目指す。
 一か所、倒木があるが道はしっかりしている。すぐに、山頂となり構築物が見えてきた。
 山頂には14:58に到着。そこには関西電力六甲無線局とケイオプティコム六甲通信局のアンテナ鉄塔がある(写真上)。
 ここは後鉢巻山の山頂だがなぜか「鉢巻山(平成25年4月7日取付)」の表示がある(写真左)。先程、蛇谷北山でみた看板と同じ書体のもののようで、25年4月7日取付とある。
後鉢巻山
 後鉢巻山は西宮市、神戸市、および芦屋市の市境となっており、境界が交差している。そして、後鉢巻山の標高は898.2mであり、芦屋市、西宮市最高地点とされる。ここが、それぞれの最高峰とされないのは、ピークがいずれの市に属するのか特定できないからか?(先程記した通り芦屋市最高峰は蛇谷北山(840m)とされる。)
 後鉢巻山の山頂は笹の密集と木立ちに囲まれて展望はない。
 後鉢巻山のピークで時計は午後3時を回った。山歩きは登って下る運動だ。今日はもう6時間歩いている。脚部も疲労で厳しいが、しっかり下りたい。下山路は、熊笹峠から麓の奥池に下り、奥池バス停を目指す。
県道16号から山道へ
県道16号から山道へ
奥池バス停  後鉢巻山をあとにし、兵庫県道16号に出て(15:19)、しばらくは車道を歩く。
 西宮市に入り写真上の「急カーブ」の表示のところで道路の壁をまたいで山道に入る(15:19)。ここは宝殿ICの近くで宝殿橋バス停もあるが、山道を奥池まで下って行くことにする。
 道脇の笹も刈り取られて、しっかりとした山道が続く。
 アップダウンを繰り返しながら奥池に向かい下って行く途中、2組3人のハイカーとすれ違った。
 クマザサ峠を通過し(15:35)、奥池バス停には16時03分に到着。1分ほど前にバスは通過していた。ぐったりとバス停のベンチに座り込み、本日の山歩きを終えたのであった。
奥池バス停
 ●後鉢巻山への道は歩く人が少ないようで、笹が深く繁茂している個所がありました。
 ●熊笹峠には従前古い看板があったように記憶していますが、今は「この先ハイキングロードなし」の表示のみ。熊笹峠から、芦有道には出れないということと思われます。
このページTOPへ

HOME 1表六甲 2北六甲 3西六甲 4東六甲 5鵯越周辺 6丹生山系 7関西の山
 
linelineline