新穂高・徳川道・六甲山森林植物園(お勧め度★★☆) 北六甲【2-6】

空梅雨の日曜日(平成17年6月26日)、神戸電鉄の主催するハイキングに参加して、
 六甲山森林植物園に行き、すごい人ごみの中ながらアジサイを楽しんできました。
 その後、森林植物園をぬけて、徳川道から新穂高の頂上を目指しました。
 新穂高はあまりハイカーの入らない山のようで、森林植物園とは打って変わり、
 誰にも会わない静かな山歩きとなりました。
linelinelineline

 梅雨ながら雨の降らない日曜日、まずは、神戸電鉄の箕谷駅を出発しました。バイパスのトンネルが完成して全く車の通らなくなった旧有馬街道を南に進み、最初の目的地であるやきもち地蔵を目指しました。
 ほどなく、やきもち地蔵に到着(写真右)。すでに、アジサイがきれいに咲いていました。  
やきもち地蔵
やきもち地蔵
山田道  やきもち地蔵を出て、広陵町、小倉台の住宅地の中を進み、山田道に入りました。(写真左)
 山田道は、神戸電鉄の谷上駅から六甲山森林植物園に続く平坦な山道です。
 住宅地から緑の山道に出て、気持ちもさわや、ハイキング気分もアップです。「今日も、歩くぞ!!!。」(^_^)v・・・・。
 山田道に出ると、すぐに森林植物園に到着しました。
山田道
森林植物園のアジサイ1 森林植物園のアジサイ2
森林植物園のアジサイ1 森林植物園のアジサイ2
森林植物園 長谷池1  森林植物園では、空梅雨でやや元気がないとはいうものの、アジサイがきれいに咲いていました。(写真上)
 人の数もすごかったのでそこは早々に通り抜け、スイレンの咲く池の方に行ってみました。(写真左、下)。
 ここもアマチュアカメラマンでごった返していたのですぐに退散して、カモシカのいる広場の辺りから植物園東門の方へ進む事としました。 
森林植物園 長谷池1
森林植物園 長谷池2 森林植物園 長谷池3
森林植物園 長谷池2 森林植物園 長谷池3
森林植物園東門を出たあたり 森林植物園東門あたりの岩場
森林植物園東門を出たあたり 森林植物園東門あたりの岩場
 森林植物園の東門を出た辺りは、大きな石がころがる川原であり、また、いろんな方面に続く山道の分岐点でもあります。(写真上)
 川を下ってトエンティクロスに続く道、左折して摩耶山、石楠花山方面に続く徳川道、分水嶺越へと続く道などが交錯しています。しかし、随所に案内の看板があり、迷うことはないでしょう。
 今回は徳川道(写真右)へと進んでいきました。
徳川道
徳川道
徳川道から穂高湖方面を望む  比較的アップダウンが少なくて歩きやすい徳川道を進んでいくと、左折して黄連谷へと続く道との分岐点がありました。
 この分岐を過ぎ、さらに進んでいくと前方に穂高湖方面を望むことができるビューポイントがありました。延々と続く山々の緑(写真左)をながめながら、ここでしばしの休憩としました。
徳川道から穂高湖方面を望む
 緑の山容をしばし楽しんだ後、再び徳川道を進んでいくとやがてシェール道との分岐点に出ました。ここは左折すればシェール道、右折すれば摩耶山方面に続く道、そして直進すれば徳川道が続きます。
 ここは直進してさらに徳川道を進みます。
 シェール道との分岐点を過ぎた辺りから、こんどは新穂高への登り口をみつけるべく、左側に注意して歩を進めていきました。
新穂高への登り口
新穂高への登り口
新穂高への急な登り  やがて、板橋のかかった所に登り口と思われるかすかな踏み跡を発見!(写真上)。
 細い木に赤テープが巻いてあるものの、登山口を示す何らの表示もなく、ここが新穂高へ続く道か否か釈然としないままとりあえず登り初めました。
 上り始めたものの斜面は写真左のように結構急であり、呼吸を整えながらの登りとなりました。登りはほとんど視界が開けませんが、急斜面の途中で、北側に視界の開けた場所がありました。
新穂高への急な登り
新穂高手前のピーク(岩場) 手前のピークから新穂高を望む
新穂高手前のピーク(岩場) 手前のピークから新穂高を望む
 登り始めて10分くらいで山頂かなと思われる大きな岩のある場所に到着。しかし、どこを探すも頂上を示すものは何もなし。一応ここが山頂だろうと納得し、5分ほど休憩してそこを出発。
 頂上らしきところは道も不明瞭でしばらく迷った後、元の道に合流。しばらく進むと、ちょっとした岩場(写真上)があり、ここは眺めもよく、また5分ほど休憩。
 さらに歩を進めると、なんとしたことでしょう。眼前にここよりも高度のある明らかに新穂高と思われる山頂が見えるではありませんか。(写真右上) 
新穂高の頂上
新穂高の頂上
 「なーんだ。がっかり。」となった気持ちを再度奮い立たせ、谷一つ隔てた向かいの山頂を目指すことにしました。急な下り、そして、また急な登りを踏破して約10分で新穂高の頂上に到着しました。   新穂高の山頂(写真上)にはその頂上を示す札が掛かっており、しばしここで休憩。
 しかし、頂上からの眺望はありません。 
新穂高の山つつじ 新穂高のものすごい笹道
新穂高の山つつじ 新穂高のものすごい笹道
新穂高を下ってきたところ  新穂高を下り始めてすぐきれいな山つつじが咲いていました。(写真左上)
 さらに、歩を進めていくと、こんどはものすごい熊笹の道になりました。腰丈以上の長さの笹が道を覆っており、足元は全く見えません。けものみちのような踏み跡の道がしばらく続きました。(この笹道は、雨の降った翌日に通ると、ずぶ濡れになることまちがいなしです。)足元は見えないながらも、随所に赤テープ及び案内板があり、道に迷うことはないでしょう。
新穂高を下ってきたところ
 下り初めからピークを2つ超えて、約15分で麓まで降りてきました。(写真上)
 ここには「新穂高登山口」の案内板が掛かっており、新穂高に登るには、今日の登り始めの場所よりも、こちらの方が分かりやすいようです。
 徳川道に再び戻り、さらに進んでいくと、写真右の分岐点に出ました。
 ここは、摩耶山方面に続く道、穂高湖周遊路へ入る道そして穂高湖方面に続く徳川道と分岐しているところです。
 この日は、ここを左折し、穂高湖周遊路からシェール道に出て、まむし谷を抜けて炭ガ谷を通って神戸電鉄の谷上駅に下りてきました。
穂高湖周遊路などとの交差点
穂高湖周遊路などとの交差点
このページTOPへ

HOME 1表六甲 2北六甲 3西六甲 4東六甲 5鵯越周辺 6丹生山系 7関西の山
 
linelinelineline