薬大尾根・横池・黒五谷 (お勧め度★★☆) 表六甲【1-35】 |
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JRの電車に揺られ摂津本山駅で下車する(9:27)。駅の北側に出て山手幹線を東に進む。 本山北町2丁目の交差点で北に折れて、本山北町の住宅地に入る(9:35)。「神戸薬科大学 東へ500m」の表示がああるので、その案内に従い神戸薬科大学を目指す(写真左)。 やがて、阪急電車の線路をくぐり抜け、北に進路を変えて中野八幡神社の脇を過ぎる。 |
本山北町の住宅地 |
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次第に坂道の勾配がきつくなる。その坂道の先を見やると、神戸薬科大学の桜がピンク色に見えている。満開の桜がお出迎えのようだ。 併せて、坂道の前方に多数のハイカーが列をなしているのが確認できた。その皆さんも薬大尾根の桜を目指しておられるのだろう。 山道に入ると追い越すのが難儀となる。薬大前の舗装路で追い越しておこうと思い、坂道で歩行スピードをあげる。 |
神戸薬科大学の桜 |
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ちょうど神戸薬科大学の門の前で大人数のパーティーを追い越す(9:46)。先頭の方に聞くと、40人で薬大尾根に向かうとのこと。あいさつを交わして、先に進ませていただく。 住宅地の脇の階段道を登り、送電鉄塔の所で階段を下る(9:48)。ここが薬大尾根(中野谷西尾根)の登り口となる(写真右)。 階段を下るとすぐに流れを渡る。その先は、フェンスに沿って登っていく。 更に、登り道は急になり、つづら折りでどんどん高度を上げていく。 |
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薬大尾根(中野谷西尾根)取付 |
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この急な登り道の周囲の樹木には幹にビニールが巻かれており、異様な雰囲気が漂う。 なんだろうと確認すると、それは、ナラ枯れ防止の調査が実施されているのだった。「カシノナガキクイムシ」が発生しているようだ。 急坂が続くナラ枯れ防止のエリアを吹き出す汗をぬぐいながら抜けると、尾根に乗って笹原の中の道となる(9:58)。その一帯は下草などが刈り取られ、よく手入れされている。六甲山系グリーンベルト整備事業で、災害に強い森づくりがされている。 |
六甲山系グリーンベルト整備事業 |
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その整備事業の看板を過ぎると、本日お目当ての薬大尾根の桜が登場した(写真右 10:00)。 先週はまだつぼみだったが、今日は満開となっている。 |
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薬科尾根に桜登場 |
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よく整備された尾根道沿いに、りっぱな桜の木が次々に登場する。 植樹されて、もう何十年も経過したのだろう。地域の方々の手入れが実り、素晴らしい桜の通り抜けとなっている。 |
薬科尾根の桜(その1) |
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薬科尾根の桜(その2) |
薬科尾根の桜(その3) |
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南に展望が開ける箇所では、桜の花越しに東灘の街並みが見下ろせる。これも絶景だ。しばし、景色に見入る。 さらに桜並木を登っていくと、桜の下にベンチとテーブルが設置された場所があった(10:11)。そこでは、5人のパーティーがお花見中だった(写真左)。 急登の先で初めて登場する薬大尾根の桜は、感激の度合いも大きいはずだ。お花見も盛り上がっているのだろう。 |
薬科尾根の桜(その4) |
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更に登っていくと、桜の尾根は東に向かい展望の開ける場所となる(写真右 10:16)。ここには、道脇にベンチもあり、ゆっくりと景色が遠望できる。 芦屋浜のマンションが真正面に見えている。雄大な展望だ。鶯の鳴き声が聞こえてきてさらに春の風情を高めてくれる。 |
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薬科尾根の桜(その5) |
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ベンチを過ぎても、まだ、桜は続く。斜面にへばりつくような山道沿いに、桜の木もへばりついて、花を咲かせている。 斜面にへばりつく桜を過ぎると、桜の尾根も終盤となる。
道に覆いかぶさるように枝を伸ばした桜の下を過ぎると、桜の尾根が終わる(写真左 10:20)。 登ってきてよかったと、感激しながら、更に薬大尾根を登る。 |
薬科尾根の桜(その6) |
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桜の続く区間もけっこう急な登りだったが、その先も、更に急な登りが続く。薬大尾根はなかなかタフな尾根道である。 その先で、尾根道の脇に、テーブルと椅子6個が設けられた展望所があった(10:27)。ここは展望もいいが、風も吹き抜けて心地よい。 |
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ベンチの展望所 |
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その先で、急だった尾根道の傾斜がゆるんできた。そこで、道が左右に分岐していた(10:30)。 薬大尾根は左に登るが、右に下る道もある。左に下ると魚屋道方面だが、合流するのだろうか。 |
薬大尾根から道が分岐 |
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その分岐点の先も快適な山道が続く。すると、また、六甲山系グリーンベルト整備事業の看板が登場した。ここは「あんしんの森」として自然環境が守られている。 そのあんしんの森の先で薬大尾根は魚屋道と合流した(10:36)。合流地点には119番通報プレートの付いた道標などの複数の表示がある。 おさるの描かれた山火事注意の看板には「←神戸薬科大学へ」の表示もあり、薬大尾根が案内されている。 |
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魚屋道と合流 |
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さて、ここからは魚屋道を登っていくと、すぐに深江山の神跡分岐(10:38)、金鳥山方面分岐(10:40)と登場する。そのまま魚屋道を登っていくと、風吹岩に至る(10:47)。 今日も風吹岩は大勢の人でいっぱいだ。岩の上から、子供たちの元気な声が聞こえてくる。 |
風吹岩 |
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風吹岩を越え、さらに魚屋道を北に進むと、打越峠方面分岐(10:51)、横池方面分岐(10:54)が登場する。 横池方面分岐では、119番通報プレート「ひ3-10」の付いた道標も立っている(写真右)。 |
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横池分岐 |
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この分岐を左折して、横池に向かうと、ほんの一分で横池(雄池)に至る(10:55)。 横池(雄池)は、このエリアにおけるオアシス的な場所で、静かな横池(雄池)の湖畔を求めて訪れるハイカーも多い。今日も何組かのハイカーがくつろいでいる。 |
横池(雄池)に至る |
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横池(雄池)は芦屋川から六甲山最高峰へのルートから少し入るだけなのに、当方は素通りすることが多かった。 癒しの湖畔なので、また訪れたいと思う横池だった。 |
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横池(雄池) |
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横池(雄池)からは、西側にある横池(雌池)に向かう。横池(雄池)の南湖畔に西に向かう踏み跡があるので、それに従う。 踏み跡は、すぐに大きな岩が連なる場所の脇を通過する。
大きな岩は、展望が良さそうな予感がして、その岩に登ってみた。
思った通り、岩の頂はなかなかの展望だった。枝ぶりの良い松の木もある(写真左)。 |
展望の岩場の松の木 |
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大きな岩は、更に西側にも続いていて、そちらにも進んでみた。
そこからの展望も見事だった。 北側に、六甲山最高峰から西お多福山の山頂、さらにその西側には六甲ガーデンテラスが遠望できた。南側もすばらしい景色だ。 吹き抜ける風も心地よい。しばし、岩の上で風を感じながら休憩を入れた。 |
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展望の岩場 |
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休憩後、横池(雌池)に向かう。 横池(雌池)は横池(雄池)のすぐ西側に位置する。 ササの中の道を少し下っていくと、前方に雰囲気のある湖面が見えてきた。 |
横池(雌池)に向かう |
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横池(雌池)の湖面には、水没して立ち枯れとなった木が立っている。その景色はもう最高。 写真でしか見たことがないが、上高地の大正池に似てるんじゃない・・!と思っていたら、少し前を歩いておられた5人組のハイカーが「大正池みたい!!」とはしゃいでいた。 湖面に移り込んだ景色もすばらしい。 |
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横池(雌池) |
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横池(雌池)も南側湖畔に西に向かう踏み跡があるので、それに従うと池の西側に回り込める。ここからの横池(雌池)の景色も一見の価値ありだ。
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横池(雌池)の湖面 |
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素晴らしい景色を堪能したので、横池から更に西に進む(11:19)。すぐに、道が右に分岐して切り返すように登っている。その道は、甲南パノラマ道に登っていく道のようで、トラロープも張られている。当方は横池(雌池)から、そのまま西に進む。 |
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甲南パノラマ道への分岐 |
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道は下りになって、高度を下げている。ここで、女性ハイカーとすれ違う。横池に向かわれているようだ。 更に進むとT字路の分岐となる。ここには、「←パノラマ道 横池(雌池)→」の看板もある(写真左)。 この分岐からも甲南パノラマ道に登っていけるようだが、当方は反対方向に更に下っていく(11:24)。 |
再び甲南パノラマ道への分岐 |
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すると、前方に分岐があり、左への登り道には「この先行き止まり」の表示が見えてきた(写真右)。 行き止まりの方に登っていくと、そこは送電鉄塔で表示通りに行き止まりだった。 また、分岐まで戻り、こんどは右に下っていく。 |
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この分岐は右下へ |
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すると下りの道脇に枯れ木でオブジェのように柵が組まれていた。 その先、延々と枯れ木のオブジェが続いている。枯れ木の柵は圧巻だ。これは整備に相当の作業量を要したであろう。整備関係者の努力に頭が下がる。 |
枯れ木でオブジェの道 |
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枯れ木でオブジェの道を下っていくと、杉林となって「木洩れ日広場」の表示で道が合流した(11:33)。ここでV字に切り返して甲南パノラマ道に登り返すことにする。
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「木洩れ日広場」で分岐 |
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ここから杉林の中の登り道となるが、手入れされた林は木洩れ日が差し込み心地よい。 やがて七兵衛山への道が左に分岐した(11:36)。今日は七兵衛山へは登らず、甲南パノラマ道の方に登っていく。 次に甲南パノラマ道に合流(11:40)。ここは七兵衛峠で、ハイキングコース案内図の大きな看板が立っている(写真右)。なお、このコース案内図の大きな看板に「七兵衛峠」の名前が記してある。 |
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七兵衛峠 |
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七兵衛峠から甲南パノラマ道を西に進むとすぐに打越峠となる(11:45)。ここはベンチがあるが、今日は大集団が一休みされていた。よって打越峠は通過して右折し、黒五谷に向かって下っていく。 木洩れ日のさす雑木の中に続く山道をゆったりと下っていく(写真左)。ここで黒五谷から登ってくるハイカーとすれ違う。 |
黒五谷に向かって下る |
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その先で黒五谷の流れを飛び石で渡る(11:53)。打越峠からここまでは10分弱だ。 黒五谷の流れは芦屋ゴルフ場の方から下ってくるが、水はきれいだ。 |
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黒五谷の流れを渡る |
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黒五谷の流れを渡って少し登ると、黒五谷道が右へ分岐する(11:55)。ここには119番通報プレートの付いた道標がある。 ここで道標を確認していると、住吉道の方から二人連れのハイカーが下ってこられた。その方たちも黒五谷に向かわれるようなので、一足お先に出発とする。 道標で、「芦屋ゴルフ場を経て雨ケ峠、風吹岩」方面と案内された道が黒五谷道であり、それに従い黒五谷に入る。 |
黒五谷に入る |
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緩やかに登る黒五谷道は日当たり良く、幅広のしっかりとした道である。
快適な道だが谷道なのでジメジメと湿った個所も多いので注意したい。 |
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黒五谷道 |
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少し進むと堰堤を巻く道となる。大きな堰堤のようで、黒五谷道は左側から高く巻いている。 その堰堤は黒五谷第二砂防ダムであった。 黒五谷第二砂防ダムを巻いて下る辺りはダムの河原に向かって景色が開け、展望がよくなっている。ここで、昼食を広げているハイカーが一人いた。陽当たりがよく、野鳥がさえずり、休憩にはもってこいの様子だった。 |
黒五谷第二砂防ダム |
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黒五谷第二砂防ダムを越えると、沢の流れを渡って左岸歩きとなるが、すぐに流れを渡り返し右岸に戻る(12:10)。渡渉で進む黒五谷は楽しく歩ける。 |
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黒五谷の渡渉 |
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黒五谷を進む |
沢沿の黒五谷道 |
その後、黒五谷道は、斜面に黒い袋の土嚢を積み上げたところを通過したり、アップダウンを繰り返しながら、沢沿いの道が続き、やがて魚屋道に合流した(12:19)。
そこは、芦屋ゴルフ場の手前にある猪避けの扉のところだった。ここは多くの道標や火の用心の看板でにぎやかだ(写真下)。 |
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魚屋道に合流 |
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黒五谷道は歩く機会は少ないが、なかなか快適な道だった。今日も4組6人のハイカーにお会いしたが、もっと歩かれていいように感じた。 そんなことを思いながら、魚屋道への合流点で一服していると、黒五谷道から大集団がこちらに向かってやってきていた。打越峠で追い越したグループの方々が、当方の後ろから黒五谷道を歩いていたようだ。黒五谷道を散策のルートにする者は少なくないということだった。 |
合流地点の道標 |
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さて、ここからは魚屋道を下り、最後に魚屋道の尾根道(中野谷東尾根)に入って、甲南女子大に下っていきたい。 魚屋道を下ると六甲山最高峰を目指す人と多くすれちがう。 挨拶を交わしながら、下っていくと、荒地山分岐(12:30)、甲南パノラマ道分岐(写真右 12:34)、横池分岐(12:40)、風吹岩(12:43)と過ぎて、金鳥山分岐に到着した(12:57)。ここは、さらに魚屋道を下ると、深江山の神分岐(12:58)、薬大尾根分岐(写真下 13:00)と登場する。先週はこの薬大尾根を下ったが、今日はこの分岐を左に下る。左方向は道標に、「←会下山遺跡」の表示がある。 |
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甲南パノラマ道分岐 |
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魚屋道、薬大尾根の分岐 |
魚屋道のツツジ |
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次にまた分岐点となる(写真左)。ここは右折が魚屋道尾根ルート(中野谷東尾根)であり、右に入る(13:12)。なお、道標では「←尾根道を経て甲南山手駅」が魚屋道尾根ルートとなる。 この分岐にはグリーンベルト整備事業「つながりの森」の看板がある。一帯はきれいに下草が払われている。 |
魚屋道尾根ルート分岐 |
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つながりの森の分岐を過ぎると、すぐに送電鉄塔の下をくぐる。この鉄塔の先は魚屋道尾根ルート(中野谷東尾根)の下り道が続く。 良く歩かれた道を下っていくと、また、グリーンベルト整備事業の看板が登場する(写真右 13:24)。ここは松寿の森と名付けられている。 |
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松寿の森 |
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松寿の森からの景色 |
松寿の森からの景色 2 |
松寿の森では桜の木が植林されていた。西隣の薬大尾根は桜が見事であったが、こちらの魚屋道尾根ルート(中野谷東尾根)にはほとんど桜はない。この松寿の森の桜が、何年か経過して大きくなったころには、魚屋道尾根ルート(中野谷東尾根)も桜の名所になっているだろう。 松寿の森からも更に下りが続く。この下りからは東側に景色が良い(写真上、右上)。 その展望を楽しみながら下っていると、更に急な下りになる。この下りは階段がつけられている。その階段を下って少し進んだところで道標が登場し、道が分岐していた(写真右 13:33)。 |
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魚屋道の道標 |
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分岐には、山火事注意のおさるの看板もあり、それによればここが「甲南台へ」と「甲南女子大へ」の分岐と説明されている。しかし、「甲南台へ」の道は藪の様相で、廃道となっている感じだった。よって、この分岐は甲南女子大方向に下っていく。 そこから少し下ると魚屋道(谷道)に合流した(13:38)。この合流地点には道標があり、今下ってきた道を「風吹岩・保久良神社(尾根道)」と表示していた。 |
魚屋道出口の桜 |
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さらにその先で小さな堰堤を二つ越えて下ると、森北町の住宅が見えてきた(13:42)。 出てきたところには大きな桜の木があり、この木も今を盛りと満開の花を咲かせていた(写真上)。 更にその先にも桜の並木が続き、なかなかの景色だ(写真下)。 |
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魚屋道を示す道標 |
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森北町 桜の街路樹 |
森北町 桜の街路樹 2 |
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桜の街路樹の先は、東灘区森の閑静な住宅地の中を、JR甲南山手駅を目指して下っていく。すぐに神社の脇を過ぎる。ここは森稲荷神社で、地域で篤い信仰をあつめている。だんじり祭りもにぎわうらしい。 次に阪急神戸線の線路をくぐり、山手幹線を東に進み甲南山手駅に到着(14:00)。 今日は薬大尾根の桜に満足の山歩きであった。 |
稲荷神社 |
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