瑞宝寺谷・魚屋道 (お勧め度★★☆) 北六甲【2-36】

有馬温泉駅(7:52)==瑞宝寺公園(8:20)==鋼管堰堤(8:53)==瑞宝寺第四砂防堰堤(9:17)==縦走路(10:20)==
六甲山最高峰(10:32)==魚屋道==う回路(11:06)==魚屋道東屋(11:34)==有馬稲荷神社(11:50)==有馬温泉駅(12:18)
(約4.5時間 平成30年5月27日)  
ROUTE MAP
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説明が青色文字の写真はクリックで拡大します。
 有馬温泉で紅葉の名所として知られるのが瑞宝寺公園。その公園から六甲山最高峰に向かい突き上げる谷が瑞宝寺谷である。地形図では堰堤の表示が続き、ハイキングマップなどでもルートの表示はない。しかし、瑞宝寺谷には登山道が山頂部まで続いているらしい。そこで今日(平成30年05月27日(日))は、その瑞宝寺谷道から最高峰を目指し、下りはゆっくりと魚屋道を散策してみたい。
神戸電鉄有馬温泉駅  今日のコースは、有馬温泉から未踏の瑞宝寺谷を源頭部まで詰め、六甲山最高峰に立った後、魚屋道を下って有馬温泉にもどる予定だ。

 神戸電鉄の有馬温泉行の電車に揺られ、終点の有馬温泉駅までやってきた(7:52)。今日は少し早めに家を出たので、朝の8時前に有馬温泉に到着した。
 本日目指す瑞宝寺谷は瑞宝寺公園が起点となるので、まずはその公園を目指す。
神戸電鉄有馬温泉駅
ゆけむり広場の秀吉像  有馬温泉駅駅から太閤橋に向かう。駅を出て少し進むと、右手側にある「ゆけむり広場」が目に入る。この「ゆけむり広場」の中央には湯けむりに見立てた人口の小滝(噴水)が流れ落ちている。夏の頃には、夜間、噴水がライトアップされて、いい雰囲気になるらしい。
 噴水の脇には有馬温泉を愛した太閤秀吉の像が凛として座している。
ゆけむり広場の秀吉像
 秀吉の像を確認して、次に太閤橋を渡る。渡ったところには、「仏座巌(ぶつざいわ)」の表示がある。仏座巌は、寛文の頃(第4代将軍家綱の頃)、日蓮宗の僧によって命名されたという巨石であり、「岩の上に菜畠を作り、なお、数十人を容れる余地がある」と表現されるほど巨大であったとされる。しかし、その後の大洪水で埋没し、現在はその一部のみが姿を見せているのだという。仏座に形状が似ているので命名されたらしいが、そう言われればそうなのかと、意志の弱い当方は信じてしまう。 仏座巌(ぶつざいわ)
仏座巌(ぶつざいわ)
袂石  仏座巌の隣には、袂石 ( たもといし )があるので、これも確認しておきたい。
 袂石は、高さ約5m、周囲約19m重さ約130トン。湯泉神社の祭神「熊野久須美命」が着物の袂からとりだし、乱暴者の松永城主に投げた小石が大きくなったものと伝えられる。大己貴命が病魔退散を祈って投げた石とも言われ、いずれも古くからの伝承のようだ。
袂石
 仏座巌と袂石に接し、古い言い伝えの残る有馬の歴史に思いを馳せながら、太閤橋を渡り返して有馬川沿いを登っていく。
 川沿いから有馬川親水広場を見下ろすと、小さい子供連れのご一行が、水の流れと楽しそうに戯れていた。
 やがて、赤い欄干のねね橋に至る。橋のたもとのねねの銅像は、先ほど訪れたゆけむり広場の太閤秀吉の像と向かい合っているらしい。
 しかし、一説によるとねねは太閤を「しかと」しているとも言われ、微妙な位置関係となっている。
有馬川親水広場
有馬川親水広場
ねね橋とねねの像  そのねね橋の隣にあるコンビニで食料と飲料を調達して、さらに有馬川沿いを進む。
 大きな観光旅館の玄関先では、出発のご一行を見送る客室係の従業員が列をなして、おもてなしの心で笑顔をふりまいている。観光バスの中から手を振っているお客さんは、その笑顔と立ち居振る舞いに感激し、また訪れたいと思うのだろう。
ねね橋とねねの像
 有馬温泉街を舗装路を登っていき、やがて瑞宝寺公園に到着となった(8:20)。
  まだ、朝の早い瑞宝寺公園には、人っ子一人もいない。公園の中には、その昔、太閤秀吉がこれを囲んで一日の清遊を楽しんだといわれる「石の碁盤」があるが、対戦者のいない石の碁盤は、ただ寂しそうに朝日に照らされているだけだった。
秀吉ゆかりの石の碁盤
秀吉ゆかりの石の碁盤
「六甲の森林」の看板で分岐  瑞宝寺公園を抜け、「癒しの森」の表示を過ぎて流れを渡ると太鼓滝。その太鼓滝の手前から瑞宝寺谷の左岸に進む。
 連なる堰堤から流れ落ちる爽やかな水音を聞きながら左岸を少し進むと、流れを渡って右岸歩きとなる(8:39)。そこから歩きやすい瑞宝寺谷右岸を進んでくと、やがて「六甲の森林」の看板が登場し、ここで道が分岐する(写真左 8:46)。ここで右折すると、瑞宝寺谷西尾根方面への道である。瑞宝寺谷道は、この看板の後ろに回り込み、更に右岸を進む。
「六甲の森林」の看板で分岐
 「六甲の森林」の看板を越えて右岸の山道を進んでいくと、やがて前方に威圧的な風貌の鋼管製の堰堤がせまってきた(8:53)。
 茶色の鋼管堰堤は、緑あふれる山中では異様な雰囲気でもある。この堰堤は越えられるのか??・・・と、危惧しながら進むと・・・
鋼管堰堤
鋼管堰堤
鋼管堰堤には梯子が設置  鋼管堰堤には親切にも丸太で組まれた梯子が設置されていた。これは助かる。梯子を登って水の少ない箇所を選びながら、管の下をくぐって堰堤を越えた。
 鋼管堰堤を越えたところからは左岸に道が続いていた。
 石積みの堰堤が続く瑞宝寺谷の流れを左手側に確認しながら進んでいると、足元で糸トンボが飛んでいた。糸トンボは環境汚染で数を減らしてしまい、最近ではほとんど見かけなくなった。
鋼管堰堤には梯子が設置
 左岸をしばらく進んだのち、河原に降りて流れを渡る(9:06)。右岸に渡ったところで、急な斜面にロープが張られていた。前方には堰堤が見えており、その堰堤を左側から越えるために、ロープにすがるようにして急な斜面を登っていく。 急斜面のロープ場
急斜面のロープ場
「谷道左岸へ」の案内  ロープに助けられて急斜面を登ったところには「谷道左岸へ」の案内板が設置されていた。この看板は、設置された向きからして、瑞宝寺谷を下る人の為のようだ。
 ここで越えようとしている堰堤は「瑞宝寺第四砂防ダム」の表示があり、高さ20mの大きなダムである。
「谷道左岸へ」の案内
 この背の高い瑞宝寺第四砂防堰堤には柵がなく前に進めるので、恐る恐る堰堤の中ほどまで進んでみると、北側に展望が開けていた。 瑞宝寺第四砂防堰堤からの展望
瑞宝寺第四砂防堰堤からの展望
鋼管ダム・谷道の表示  瑞宝寺第四砂防ダムは左側(右岸)から越えて、ダムの堰堤内にロープを伝って降りる(9:17)。ここで、流れを渡って左岸に登るが、ここにもロープの設置がある。
 さらに左岸を進んでいると「鋼管ダム・谷道」の表示。はっきりした道であり、特に表示は要しない気もするが、初めて通過する者にとっては、このルートがどこに続くのかの情報となって助かるだろう。
鋼管ダム・谷道の表示
 瑞宝寺第四砂防ダムを越えて、左岸の踏み跡を進んでいくが、この辺りの道もよく踏まれた道で、古くからの道であるかのように思える。瑞宝寺谷は堰堤が数多く設置されており、その工事のために人が踏み込むことも多く、それで瑞宝寺谷はしっかりとした道となっているのかもしれない。 瑞宝寺谷道
瑞宝寺谷道
崩落個所には梯子あり 整備された瑞宝寺谷道
崩落個所には梯子あり 整備された瑞宝寺谷道
丸太材と石材で整備  更に、瑞宝寺谷の左岸を進んでいくと瑞宝寺第六堰堤に突き当たる(9:26)。瑞宝寺第六堰堤は平成11年に造られた堰堤で、高さ14.5m長さ59mである。この堰堤は右側(左岸)から越える。その先で、左岸の道が少し崩落していた。しかし、そこには丸太で組み上げた梯子がかかり、難なく通過できる(写真左上 9:28)。
 その先の古い石積み堰堤の手前で倒木があるも、歩行に困難はない。この石積み堰堤も右側から越える(9:32)。
 その先では、瑞宝寺谷道は石で土留めし丁寧に整備されていた(写真上、左 9:37)。歩きやすく快適に進める。
丸太材と石材で整備    
 その先も、瑞宝寺谷には堰堤が続く。古いコンクリートの堰堤でダム名も付されていない。次にまた、古いコンクリートの堰堤をこえる。この堰堤では「立入禁止:兵庫県」の表示あるも、侵入防止の柵が壊れている(9:41)。
 引き続き瑞宝寺谷左岸のはっきりとした踏み跡を進んでいく。随所に、赤紐の表示があるが、明確な道であり特に赤紐に頼ることもない。
古いコンクリ堰堤
古いコンクリ堰堤
小さな橋で左岸道を整備  その先で、またまた、古いコンクリートの堰堤に突き当たる(写真左 9:45)。この堰堤も右側から越えるが、ちょうど堰堤の端っこの箇所が小さく崩落している。しかし、ここには、鋼材と丸太で小さな橋が架けられている。瑞宝寺谷道では、随所に整備の手が入り、歩きやすい道になっている。道を整備されている方の心遣いに感謝である。
小さな橋で左岸道を整備
 さらにその先も路肩を丸太材で整備したり、石を並べて階段にしたりと整備された道が続く。この整備された道で、急な登りを進み石積みの堰堤を右側から越える。
 ここは、その石積み堰堤の後ろにもう一つ石積み堰堤があり、二段になった堰堤を急勾配の道で大きく高巻く(9:51)。
石積み堰堤を越える
石積み堰堤を越える
コンクリ堰堤に登る梯子  その石積み二重堰堤の後ろにもコンクリの大きな堰堤が見えている。そのコンクリ堰堤の手前で流れをクロスし、右岸からコンクリ堰堤を高巻く。
 この、コンクリ堰堤に登るところは、少し高度差があるので丸太で組まれた梯子が設置されている。その梯子で堰堤の上に立つ(9:56)。このコンクリ堰堤も侵入防止の柵が無くなっており、ここでも恐る恐る堰堤の先に進んでみた。すると、堰堤上部から有馬温泉方面に展望が開けていた(写真左下)。
コンクリ堰堤に登る梯子
無名堰堤からの景色 丸太の梯子
無名堰堤からの景色 丸太の梯子
堰堤越えの急傾斜にロープ場  無名堰堤からの景色を楽しんだのち、更に瑞宝寺谷の右岸を進んでいくと、またまた、コンクリ堰堤が登場する。瑞宝寺谷は堰堤が多いが、源頭部は特に堰堤が多い。短い間隔で堰堤が並んでいる感じだ。このコンクリ堰堤にも梯子があり(写真上 10:01)、それで堰堤を越え、次に堰堤内に降りる。
 堰堤内で谷をクロスして左岸に戻り、すぐにコンクリ堰堤を右側から越える。この堰堤越えは急傾斜で階段とロープの設置がある(写真左)。
堰堤越えの急傾斜にロープ場
 この先も、急傾斜の谷筋にコンクリ堰堤が幾重にも連なっている。
 傾斜が極端に急登となり、瑞宝寺谷もいよいよ源頭部に近付いたことが知れる。
 堰堤越えの急な斜面には、階段とロープが続き、これに助けられながら瑞宝寺谷谷を詰めていく(10:10 写真右)。この傾斜はロープがなければ登坂は困難だろう。
急傾斜のロープ場
急傾斜のロープ場
瑞宝寺谷の源頭部  階段とロープで急傾斜を登った先で沢は細くなり、伏流水となって水音が消える。その左岸を更に進んでいくと分岐点となった(10:14)。ここは左の谷筋を詰めていく。
 大小の石を踏み越えながら、細くなった瑞宝寺谷を登る(写真左)。谷には上流から流れてきたのであろう、ビニールやプラスチックごみが落ちている。古いタイヤまで残置されていている。
瑞宝寺谷の源頭部
 ゴミの残置された瑞宝寺谷の源頭部では、丸太材で組まれた階段が丁寧な作りで設置されていた。手摺もついていて、歩きやすい。少し劣化した箇所もあるが、この丸太階段を登っていき、登りついた先は六甲山最高峰近くの縦走路(車道)であった(10:20)。
 有馬温泉駅を出発し、ちょうどここまで約2時間半程度の道のりだった。
最後に丸太階段が登場
最後に丸太階段が登場
丸太階段は手摺つき 瑞宝寺谷から縦走路へ出る
丸太階段は手摺つき 瑞宝寺谷から縦走路へ出る
瑞宝寺谷道有馬への表示  縦走路へ出たところで、階段道を振り返ると「瑞宝寺谷道 有馬へ」の表示が掲げてあった。
 瑞宝寺谷は一般には知られていないが、有馬から谷道で縦走路迄つながっていた。瑞宝寺谷は、谷の源頭部が急傾斜だが、堰堤越えを除きアップダウンが少ないことから、比較的楽に縦走路迄至れる気がした。
瑞宝寺谷道有馬への表示
 縦走路からは六甲山最高峰に向かう。すぐに、すごい勢いて走るランナーに追い越された。むむむっ!何だろう!!?と、思ったところに「六甲5ピークストレイルレース」の看板が立っていた。今日は、六甲山上でトレイルランのようだ。 六甲5ピークストレイルレース
六甲5ピークストレイルレース
トレイルレースのランナー  帰宅後調べてみると、六甲5ピークストレイルレースは、神戸市東灘区の保久良神社をスタートして、摩耶山掬星台をゴールとするロングコース約51.9Km、ショートコース約28.5Kmのレースであった。
 皆さん、参加費15000円、10000円を支払っての参加のようで、ロングコースの完走率は72%であったらしい。
トレイルレースのランナー
六甲山最高峰 最高峰では記念撮影
六甲山最高峰 最高峰では記念撮影
最高峰からの展望(北側)  トレイルレースの何人ものランナーに追い越されながら、六甲山最高峰に至る(10:32)。
 最高峰では、トレイルレースの関係者の方だろうか、次々に到着するランナーの求めに応じ、最高峰の標柱前でのカメラ撮影を担当されていた。
 最高峰では、周囲の景色を楽しみながら、しばしの休憩を入れる。
最高峰からの展望(北側)
 六甲山最高峰で10分程休憩して、魚屋道から有馬温泉に下っていくこととした(10:44)。
 魚屋道は幅広の歩きやすい道である(写真右)。魚屋道を下り始めると、すぐに左手側に白石谷への踏み跡が分岐した(10:53)。ここには「白石谷(有馬四十八滝) 熟練者向き:危険」の表示が置いてある。
魚屋道を下る
魚屋道を下る
魚屋道う回路  さらに、のんびり、ゆっくり、魚屋道を下っていくと、突如「う回路」の表示と共に、右手側に鋼製の簡易階段が登場した(11:06)。ここは、登山路が一部崩落しているので、う回路が設置されている。
魚屋道う回路
 その先、登ってくる多くの方と行き交いながら、歩きやすい魚屋道を下っていくと、「六甲最古のトンネル跡」の看板に突き当たった(写真右 11:28)
 現在では崩れてしまっているらしいが、ここには六甲山で最も古いトンネルがあったらしい。明治7年に大阪、神戸間に鉄道が開通し、六甲越えのこの道も交通量が増え、道も広げられてトンネルもできた。荷物を積んだ馬や、湯治客を乗せた駕籠が、トンネルを行き交ったのだという。今も、魚屋道は多くのハイカーでにぎわうが、明治のころの通行量には及ばないのだろう。
六甲最古のトンネル跡
六甲最古のトンネル跡
魚屋道の東屋  この六甲最古のトンネル跡のすぐ先には、西側に湯槽谷山が望めるポイントがある。魚屋道から少し崖を登ったところに、大きな松の生える展望場所があり、踏み跡もついている。
 その湯槽谷山展望ポイントを過ぎると、魚屋道の東屋に至る(11:34)。ここには、魚屋道の峠の茶屋の説明看板がある。それによると、魚屋道で有馬に向かう人々は、この辺りまで来ると、目的地の有馬温泉も近づくので、茶屋でちょっと一服し、温泉への期待で胸を膨らませたのだという。
 古き良き時代の様子が目に浮かぶようだ。
魚屋道の東屋
 その先、魚屋道は射場山周遊路分岐(11:35)、炭屋道分岐(11:40)を経て、有馬稲荷神社近道分岐となる(11:48)。
 魚屋道は、この先つづらになりながら、有馬まで下っていくだけなので、今日は、この有馬稲荷神社近道に入ってみた。
有馬稲荷神社近道
有馬稲荷神社近道
有馬稲荷神社  幅広の林道のようだった魚屋道と異なり、有馬稲荷神社近道は山腹をトラバースする山道となる。歩きやすい山道だが、次につづらの急下りとなる。滑らないよう、ゆっくりと下っていると、二人のハイカーに追い越された。有馬稲荷神社近道を有馬までのショートカットとする者も少なくないようだ。
有馬稲荷神社
 やがて、有馬稲荷神社に下りついた(写真上 11:50)。有馬稲荷神社は、温泉街からは急な石階段を何段も登って来なければならないので参拝客は少なく、静かな感じの神社だ。境内からは、ふもとの有馬温泉が見渡せる。展望はなかなかだ。その写真を撮っていると、二人連れの女性客が階段を登ってきた。境内からの展望は、その方々にお譲りすることとして、当方は有馬稲荷神社から温泉街に向かい階段を下り始めた。 有馬温泉街
有馬温泉街
有有馬温泉駅に到着  有馬稲荷神社の急な石階段を下りきると有馬温泉街となる。時間は正午に近い。温泉街は多くの客が行き交っている。最近は、外国からのお客さんも随分と増えた感じだ。そんなことを考えながら細い路地を進み、神鉄有馬温泉駅まで戻ってきた(12:18)。
 すると、駅には変わった塗装の電車がホームに入っていた。聞くと、神戸電鉄開業90周年記念の特別塗装電車で、戦後復興期に走っていた電車の色を再現したものらしい。薄いグリーンに塗り替えられてタイムスリップした電車に乗り込んで、本日の瑞宝寺谷、魚屋道ハイクを終えたのであった。
有馬温泉駅に到着
●瑞宝寺谷道は地図にルート表示はないものの、有馬から六甲縦走路迄道が続いていた。瑞宝寺谷にいくつも連なる砂防堰堤は、有馬の温泉街を土石流から守っているものだった。
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