白石谷・瑞宝寺谷西尾根 (お勧め度★★☆) 北六甲【2-35】

有馬温泉駅(8:50)==瑞宝寺公園(9:10)==展望デッキ(10:00)==瑞宝寺谷西尾根==六甲山最高峰(11:35)==
白石谷(12:00)==大安相滝(12:30)==白石滝(13:20)==紅葉谷出会(13:33)==魚屋道出会(14:04)==有馬温泉駅(14:51)
(約6時間 平成30年4月22日)  
ROUTE MAP
linelineline
説明が青色文字の写真はクリックで拡大します。
 滝とゴルジュが続くが荒れてしまった感じの白石谷、岩稜のナイフリッジがある急登の瑞宝寺谷西尾根。人でにぎわう有馬の近辺でも、白石谷と瑞宝寺谷西尾根は歩く者も少ない。今日(平成30年04月22日(日))は、それら裏六甲の熟達者向けとされるコースに挑んでみたい。
有馬川と太閤橋  今日のコースは、有馬温泉から瑞宝寺谷西尾根を登り、六甲山最高峰に立った後、最高峰から北に下り、白石谷を経て有馬温泉にもどる予定だ。
 神戸電鉄の電車に揺られ有馬温泉駅までやってきた(8:50)。GWは一週間後なので、今日の有馬温泉はまだのんびりした雰囲気を感じる。
 駅前を出るとすぐに太閤橋となる。橋から有馬川の流れ眺めると、もう葉桜となってしまった桜が両岸に並んでいた。有馬川の桜は味わいのある古木で、花の季節は多くの人でにぎわう。
有馬川と太閤橋
瑞宝寺公園  その有馬川にそって車道をゆっくり登っていき、スタート地点の瑞宝寺公園を目指す。
 瑞宝寺公園には有馬温泉駅から約20分で到着した(9:10)。紅葉の頃には人であふれる瑞宝寺公園も今はひっそりとして静寂に包まれている。
 瑞宝寺公園は、明治6年に廃寺になった瑞宝寺跡が昭和26年に神戸市の公園になったものである。
瑞宝寺公園
 園内の案内によると、「瑞宝寺は1604年にこの地の大黒屋宗雪が開いた瑞宝庵にその緒を発している。宗雪の孫が宇治黄檗山万福寺に帰依して、木庵禅師より愛宕道空を受号し、1673年に帰山してる瑞宝寺開基となり、その基礎を確立した。その後、文化年間に楓桜の植樹がなされた。山門は、明治初年、伏見桃山城から移設された。」とある。 癒しの森の道標
癒しの森の道標
太鼓滝  歴史を感じる瑞宝寺公園で、新緑のもみじを独り占めにしながら、公園内をしばし散策する。
 新緑を楽しんだあと、公園内を南に進む(9:30)。「癒しの森」の表示があり(写真上)、その案内に従いさらに南に進むと瑞宝寺谷の流れに突き当たる。 そこで流れを渡って更に進むと、太鼓滝となる(写真左)。滝の音を太鼓の音に擬したものであろうが、今日は水量が多く爆音となっていた。
太鼓滝
 太鼓滝に向かって右手側の手前に踏み跡があるので、その道に従うとつづらの登りとなる。太鼓滝の後方に堰堤があるので、それを巻いて越える登り道である。その先、瑞宝寺谷の流れを左岸から遡行していく。
 少し進んで、沢を渡り右岸歩きとなる(9:39)。瑞宝寺谷右岸を進んでくと、石組で山道が整備され、歩きやすい快適な道となっている(写真右)。
瑞宝寺谷右岸道
瑞宝寺谷右岸道
筆屋道の展望デッキ  瑞宝寺谷は小さな堰堤がいくつも連なり、よく砂防がなされている。堰堤から流れ落ちる水音が、散策者に心地よく響く。堰堤には古いものも確認できるので、瑞宝寺谷は古くは暴れ谷だったのだろう。
 更に、瑞宝寺谷の右岸を進むと「展望デッキ 筆屋道を経て魚屋道」の表示が登場し、その先で沢を渡る(9:51)。
筆屋道の展望デッキ
 沢を渡ると丸太で整備された階段道となる。結構、傾斜のある階段道を一気に登っていくと、展望デッキが見えてくる(写真上 10:00)。
 筆屋道の途中にある展望デッキは、北に向かい有馬温泉方面を望むことができる。「有馬富士遠望」の案内看板もあり、それによると、ここからは有馬六景の一つ、有馬富士が望めるらしい。しかし、今日は天気はいいものの、霞がかかり、遠くの有馬富士は確認できなかった(写真右)。
展望デッキからの景色
展望デッキからの景色
瑞宝寺谷西尾根  少しの時間、展望デッキで景観を楽しんだのち、瑞宝寺谷西尾根に向かい出発する。 展望デッキからは筆屋道が西の射場山方面に向かっているが、瑞宝寺谷西尾根へはデッキからそのまま南に向かう。 ここからは、整備された道ではなく、道標などもない自然の山道だが、しっかりと踏み跡があるので歩行に困難はない(写真左)。
 瑞宝寺谷西尾根に入ると、すぐ、東側からバイクの爆音が聞こえてきた。見ると、東側近くに芦有DWが見えている。バイクは十八丁尾根のDWを春風を感じながら、爆走しているのだろう。
瑞宝寺谷西尾根
 瑞宝寺谷西尾根の取付きは等高線が密であり、急な傾斜となっている。一気に高度を上げていく道で汗も吹き出す。 無理をせず、ゆっくりと周囲の景色を眺めながら登ることにする。この尾根の西側にはデーンと構える射場山が見えている。
 瑞宝寺谷西尾根の急勾配の山道を、何度も小休止を入れながら10分程登っていき、ようやく尾根に乗った(10:10)。その尾根を少し進むと、瑞宝寺谷西尾根から踏み跡が西に分岐していた(写真右 10:11)。分岐は魚屋道方面に下る道だろうか。
この分岐は左へ登る
この分岐は左へ登る
急登の瑞宝寺谷西尾根  この分岐を左に進むと、瑞宝寺谷西尾根はまた登りとなる(写真左)。直登であったり、つづらになったりと、急な登りが続いて、瑞宝寺谷西尾根はどんどん高度を上げていく。きつい登りに、息も上がるが、周囲にはツツジが花開き、ピンクの花びらが癒しを届けてくれる。
急登の瑞宝寺谷西尾根
 連なるツツジを愛でながら瑞宝寺谷西尾根を進む。この季節の山歩きはツツジの花が楽しいものにしてくれるが、瑞宝寺谷西尾根は痩せ尾根の箇所も多く、そこではツツジが花の回廊になっている。 瑞宝寺谷西尾根のツツジ
瑞宝寺谷西尾根のツツジ
痩せ尾根の瑞宝寺谷西尾根  しばらく急登が続いた後、傾斜が緩む尾根道になった(10:34)。ここで一息ついて、周囲のツツジを楽しむ。その先は、笹の道に続き、岩の痩せ尾根道のアップ、ダウンとなり、楽しい道が続く(写真左)。これは、野趣あふれる感じで、気分も高揚する。瑞宝寺谷西尾根は入るハイカーは少ないようだが、このスリルある岩場の痩せ尾根はお奨めのポイントである。
痩せ尾根の瑞宝寺谷西尾根
 その岩場の痩せ尾根を過ぎると、また、登りとなる。一面に細竹が繁茂するエリアだが、その竹はすべて立ち枯れている。
 その立ち枯れの竹のエリアを登りきると、足元一面に笹が登場する(10:48)。瑞宝寺谷西尾根の終盤は、この笹との格闘となる(写真下)。
ツツジ咲く瑞宝寺谷西尾根
ツツジ咲く瑞宝寺谷西尾根
笹の瑞宝寺谷西尾根  岩場や笹の痩せ尾根が続き、更に急登を登りきると、またまたササのジャングルとなる。笹コギをしながら進んでいくと、左(東)に踏み跡が分岐する箇所があった(11:12)。
 その踏み跡に寄り道してみると、そこは展望場所となっていた(写真左下)。展望場所では東から北にかけて180度のパノラマである(写真下)。芦有DWが巻き付いた十八丁山の先に有馬の街並みが見えている。金仙寺湖の水面も遠くに見えている。なかなか素晴らしい景色に、しばし見入る。
笹の瑞宝寺谷西尾根
瑞宝寺谷西尾根の展望ポイント 展望ポイントからの景色
瑞宝寺谷西尾根の展望ポイント 展望ポイントからの景色
六甲縦走路に出てきた  展望を楽しんだのち、また、瑞宝寺谷西尾根の笹道に戻り、最後の笹コギを終えると六甲縦走路の車道に飛び出した(写真左 11:23)。 そこは、ちょうど馬酔木の大きな木が生えているところだが、ここが瑞宝寺谷西尾根の取付きである表示は見当たらなかった。
 車道の対面は黒岩谷への下り口であり、その道は一月前に歩いた(参考)。
六甲縦走路に出てきた    
 さて、ここからは六甲縦走路である車道を西に少し進み、六甲最高峰に向かう。 今日は晴天で、最高峰周辺は多くの人でにぎやかだ。一軒茶屋から、最高峰に向かい舗装路を登り始めると、前方から車両が下ってきた。この道に車は入れないはずだが・・・・と思いながら目を凝らすと、なんとそれは自衛隊の車であった。
 六甲山頂のアンテナ施設の点検任務を完了し、帰隊するとこなのだろう。
自衛隊 任務完了
自衛隊 任務完了
最高峰のパラボなアンテナ 六甲山最高峰
最高峰のパラボなアンテナ 六甲山最高峰
 自衛隊車両とすれ違い、舗装路から六甲最高峰に至る(11:35)。今日も、最高峰は多くの人出だ。最高峰は、山頂周囲の笹などが刈り払われ、以前より広く開放的な感じになっている(写真右)。展望も広がり、感動も増した感じだ。
 山頂で順番待ちして「六甲山最高峰 931m」の表示の写真を写し、今日はそのまま最高峰から北側に下っていくこととする(11:40)。
六甲山最高峰931m
六甲山最高峰931m
白石谷方面に続く十字路  この最高峰北側の道は、笹の斜面をほぼ一直線に下っている。山頂から10分弱で、山道が十字に交わる場所まで下ってきた(写真左 11:49)。
白石谷方面に続く十字路
 前回(平成30年3月25日)のときは気が付かなかったが、この十字路には小さな案内地図が掲げてあった。それによると、この十字路の地点は標高834mで、十字路を西に下っても、北にそのまま下っても白石谷に至るようだ。(東に進むと魚屋道) 周囲の簡易地図案内
周囲の簡易地図案内
急傾斜地のロープ場  今回は、この十字路を西に下ってみる(11:50)。
  すると山道はすぐに右に回るようにして、急な下りになる。小さくつづらにきざみながら、一気の下りである。山土がむき出しで滑りやすい急傾斜地で、ロープが登場した(11:53 写真左)。ここは、小さな崩落地のようで、ロープにすがるように、慎重に下る。
急傾斜地のロープ場
 このロープ場の先も、ガレ地や荒地の下りが続くので、更に注意をもって下っていく。次に、倒木が道を塞ぐが、そこは木の下をくぐって進む。その倒木を越えると、谷に下りつく(12:00)。ここは、斜面で崩落があったのか、土がむき出して、大きな倒木が痛々しい。自然がむき出しの感じで圧倒される(写真右)。 白石谷に下りつく
白石谷に下りつく
ナイフリッジのロープ場  ここで、少しの休憩をはさみ、沢下りを始める。すぐに、ロープが張られた痩せ尾根となる(写真左)。ここは尾根幅がほんのわずかで、両側が切れ落ちている。恐怖感がせまるが、ロープをつかみ慎重に進む(12:05)。
ナイフリッジのロープ場
 そのリッジの先に、「小安相滝」と彫られた古そうな石柱が設置されていた(写真右)。こんな山奥での石柱設置はたいへんだったろう。設置者の滝への熱い思いが伝わってくるようだ。しかし、その小安相滝なるものはどれなんだろう。
 その「小安相滝」の石柱から急な斜面を下ると、そこは左手側からも流れが合流する地点で、周囲を確認するも、「小安相滝」の所在は分からなかった。
小安相滝の石柱
小安相滝の石柱
道標「六甲最高峰」  下ってきたところには小さな道標「六甲最高峰」がある(写真左)。この道標は白石谷のルート案内となっている。
道標「六甲最高峰」
左右から谷が合流した地点  この左右から谷が合流した地点の下流には堰堤があり、ここは堰堤内のちょっとした広場である。左右から急な斜面が迫り、山中深きところで自然の力のようなものが感じられる。パワーをもらえるような気がして、ここで小休止を入れる。
 休憩後、堰堤に向かって下っていく。堰堤は、左手側から大きく巻いてこえる。この堰堤は、「白石第六砂防ダム」の表示が見えている(12:19)。
左右から谷が合流した地点
 堰堤を越えた下流のガレた沢で一人の男性ハイカーが休憩していた。あいさつを交わして、当方は谷の左岸の踏み跡を下っていったが、すぐにその道が消滅した。進むべき道がよくわからない状況だったので、引き返し先ほどの休憩中の男性にルートを尋ねてみた。 すると、「白石谷の左岸の谷道は崩落があって通行ができなくなっている。沢を直接下ることになるが、ロープがあるので見落とさないように!」とのご教授をいただいた。ロープ場は危険なので注意が必要とのことであり、一層、慎重に下ることとする。 荒れた白石谷
荒れた白石谷
滝の落ち口に突き当たる  ご教授に従い、沢の中を下っていくと、すぐにおおきな滝の落ち口となった。
 どこから下るのかなー・・・?!と思いながら滝の壁面を見下ろすと、滝の右岸にロープが垂らされていた。ロープの脇に「大安相滝」の表示が掲げてある(12:30)。ここが白石谷で著名な大安相滝であった。
滝の落ち口に突き当たる
大安相滝の表示 大安相滝
大安相滝の表示 大安相滝
大安相滝全景  大安相滝は、ロープを伝って滝のすぐ横の岩壁を下るしか方法がなさそうだ。しかし、壁面はほぼ垂直で、濡れて滑りそうである。慎重に、ロープをつかみ、足場を一歩ずつ、確認しながら滝の横を下っていく。
 何とかロープのおかげで岩壁を下ることができた。しかし、大安相滝は二段になっていて、更に下にも滝がある。そこにはロープはなく、周囲をよく見ると、左岸の岩壁に踏み跡らしきものが確認できる。ここはその岩壁を進むしかないようだ。慎重に、岩壁に取付いて、濡れてすべる岩壁をビビりながらもへつるように下っていった。
大安相滝全景
 大安相滝から下流でも左岸に高巻道が残るところはそれに従うが、崩落個所では、沢を進む。
  そうこうして、沢を下っていくと、西側から沢が合流してきた(12:46)。そこもロープで下る。
 さらにその先で強烈なロープ場が待っていた。大きな滝の脇の岩壁にロープが3本垂らしてある(写真右 12:50)。
3本ロープの岩壁
3本ロープの岩壁
3本ロープ岩壁は高度あり  岩壁は高度もあり、下りつくまでに距離がある。垂直ではないので、それが救いだたが・・・・。慎重にルートを見極め、ここも細心の注意で下りついた。ここには滝の名前は掲げていないが、名のある滝なのかも??・・・・?
3本ロープ岩壁は高度あり
 その先は、断崖絶壁が両側からせまっていた。おまけに高さのある岩壁だ。左手側の岩壁は今にもこちらに倒れてきそうな圧迫感を出している(写真右)。その岩壁の下は、ガレた足元で注意が必要だ。岩が崩れて高く堆積している。 ここは、慎重ながらも急ぎ足で、すり抜けた。 白石谷のゴルジュ
白石谷のゴルジュ
ゴルジュの足元はガレ場  この断崖絶壁の岩壁を抜けたあたりに、白龍滝があるはずだったが、覆いかぶさってくるような岩壁に圧倒され、白龍滝の確認を失念してしまった。
 写真左で、岩壁に対峙した小さな滝が白龍滝だったのかもしれない??。
ゴルジュの足元はガレ場
 断崖絶壁の岩壁を抜けると、激しい流れの連続で大きな音を立てていた水流が、静かな流れに変わっていた。 沢下りの傾斜もいく分緩んでいるようだ。 そう感じながら進んでいると、前方に堰堤が見えてきた(13:13)。この堰堤は白石第四砂防ダムで、左から巻いて下ると、白石滝に到着する(13:20)。 白石滝
白石滝
白石滝の表示  白石滝では左手側からも沢が合流してきており、そちらは似位谷方面で、少し探検してみたが荒れた感じですぐ引き返す。 再度、白石滝に戻り、白石谷を更に下ることとする(13:26)。 すぐに、白石第三堰堤が表れた。ここは右から巻いて下っていく。その先で、沢を渡って紅葉谷に合流した(13:33)。
白石滝の表示
 合流地点の沢の脇には古い道標に「裏紅葉谷」の表示がなされていた。ここからは紅葉谷道を有馬に向かい下っていく。
 ところで、紅葉谷道は炭屋道が分岐するところで、いまだ通行止めとなっている(13:45)。ここは平成26年8月の台風被害の土砂崩れが復旧していない。やむを得ず、紅葉谷道から炭屋道に入り、魚屋道に向かってひたすら登っていく。急な登りの炭屋道を15分弱で登り切り、魚屋道に合流した(14:04)。
裏紅葉谷
裏紅葉谷
魚屋道  魚屋道に入ると多くの人が有馬に向かい下っている。老若男女とハイカーの層も幅広い。よく整備された魚屋道は歩きやすいし、人気のコースである。
 今日歩いたルートでは、瑞宝寺谷西尾根で一人、白石谷でも一人しか人に逢わなかったので、魚屋道の人の多さは対照的であった。
魚屋道
虫地獄  やがて有馬の温泉街に下りつくと、そこには虫地獄の石碑が立っていた(14:25)。
 虫地獄とは恐ろしい名称だが・・・・。
 石碑の脇にある説明には要旨次の通り説明されていた。
虫地獄
 射場山と愛宕山との間の谷を地獄谷と呼ぶが、この谷は数十万年前の地殻変動のときにできた射場山断層です。射場山断層の割れ目からたくさんの炭酸ガスが噴き出て、虫や小鳥などが死んだのでこの名の由来がある。この付近に湧き出ている炭酸水は、かつてはその成分がわからず、町民から毒水として恐れられていた。明治以降に虫や鳥が死んだのが炭酸ガスのせいだとわかりました。 鳥地獄
鳥地獄
愛宕山の桜  虫地獄の先で鳥地獄を確認し(写真上 14:28)、その先で愛宕山公園に登ってみた。愛宕山は二千万年前の鐘状火山で、山頂に京都の愛宕神社を勧請した愛宕祠がある。公園といっても人気はなく寂しい感じだ。愛宕山から温泉神社を経て有馬温泉駅まで帰ってきた(14:51)。温泉街は朝方と異なり人があふれていた。
 今日は、瑞宝寺谷西尾根と白石谷という、野趣あふれるルートを堪能した一日であった。
愛宕山の桜
●白石谷は崩落個所が多く、従来の巻道が寸断されているようです。一般の山歩きには適さないルートであったことを注記しておきます。特に、白石谷の下りは回避した方が賢明と感じました。
このページTOPへ

HOME 1表六甲 2北六甲 3西六甲 4東六甲 5鵯越周辺 6丹生山系 7関西の山
 
linelineline