有馬三山・番匠屋畑尾根・紅葉谷 (お勧め度★★☆) 北六甲【2-30】 |
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神戸電鉄に揺られ、有馬温泉駅までやってきた。有馬三山へのアプローチは有馬温泉からとなる。駅を9時40分にスタートする。紅葉狩りの温泉客で駅前はごった返している。 有馬温泉は日本三古湯の一つで、豊臣秀吉も有馬を愛し何度も訪れている。 有馬川沿いに上っていき、右折して太閤通に入る。その通りを突き当たるとウォーキングマップの看板がある(写真左 9:47)。前方に池之坊満月城ののっぽビルが見える。ここで右手に曲がる。 レトロムード漂う喫茶店「いずみ」の脇に妙見宮参詣道の石柱が立つ。
ここが有馬三山「落葉山」への登り口で、その先には「城山妙見寺」の赤提灯がある。
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太閤通のウォーキングマップ |
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「城山妙見寺」の赤提灯から石階段のつづら道を登っていく。 すぐ、道脇にある階段寄贈者の名を掘った石碑が目に入る。昭和3年8月の銘で、28名の名が記されている。この石階段は昭和の初めに整備されたことがわかる。 落葉山への道は、途中に石畳の雰囲気のある所もある(写真左)。 落葉山には妙見宮があり、その参詣道でもあるこの道には、西国三十三箇所札所の名入り石仏が1番から順に祀られている。石仏に導かれるように登っていく。 |
落葉山への道 |
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石畳の参道は一度コンクリート道になるが、また、石階段になってやがて妙見宮の神馬が現れ、次に鳥居をくぐる。(10:10) 鳥居の先の広場には色づいた紅葉があるが、既に見頃を過ぎている。一人のハイカーが写真撮影をされていた。散り落ちる紅葉も味わいが深いのだろう。 最後の石階段を登って妙見宮に到着する。ここが落葉山山頂である。なお、地図では、落葉山をここの西側の526mピークとすることもあるようだが、今の地形図では妙見宮のある533mピークに落葉山の表示がある。 |
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落葉山山頂の妙見宮 |
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落葉山では15名程のパーティーが先着されていた。おじゃまにならぬよう、先に出発する。 すぐに、道脇に「有馬三山 落葉山 五三三米」の石柱が立っている(写真左)。これはロータリークラブが平成23年に設置したもので、まだ新しい。 その先に(四等三角点 落葉山)がある(写真左下)。三角点は道から少し西に入ったところに設置されている。 |
落葉山の表示 |
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四等三角点 落葉山 |
有馬に下る分岐の鞍部 |
落葉山から有馬三山の第二峰「灰形山」を目指す。 落葉山からはつづらの山道を一気に下る。ところどころ、有馬温泉のホテル街が東側後方に望める箇所がある。 下り道の前方には灰形山等の裏六甲の連なりが逆光の中に浮かんで見える。ロープウェイのワイヤーが蜘蛛の糸のように陽光の中で光っている。 10:18 鞍部に降り着く(写真右上)。ここからは、有馬に下る道が分岐している。灰形山へは鞍部を直進して登っていく。この鞍部には、灰形山までは0.6kmの標柱がある。 |
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やせ尾根注意 |
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灰形山への道を登り始めると「やせ尾根注意」の表記が登場する(写真上)。 アップダウンが続くやせ尾根だが、時に脆い岩場もあるので落石に注意して進む。やせ尾根から振り返ると先ほど通過した落葉山が見えている。 やがて、左手側に杉林が登場して急な上りとなる。ここは丸太の階段道がつけられているが、これがまるで梯子に見えるくらいの急な上りである。 登りきったところは灰形山手前の小ピーク。ここには灰形山まで0.1kmの表記がある。 そこから一度鞍部に降り、登り返したところが灰形山の山頂だった(写真左 10:41)。灰形山の山頂では、先客の
男性が一人。「灰形山はすごい登りでしたねー。」と挨拶を交わす。 |
灰形山山頂 |
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灰形山では長めの休憩を入れた。 灰形山山頂は雑木に囲まれていて見晴らしがない。山頂には神戸市の三等多角点の四角柱がある。次に「有馬三山 灰形山 六一九米」の石柱。これは落葉山にもあったロータリークラブ設置のものと同じである。
その先にも古いコンクリートの四角柱がある。 その三つの四角柱につられて、ついついそのまま先に進んでしまいがちだが、そこには「この先行き止まり」の表示がある(写真右)。湯槽谷山方面と間違えて進むハイカーがいるのだろう。 (^ ^;))) 湯槽谷山方面へは「← 湯槽谷山・極楽茶屋跡」の表示がある。 |
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灰形山山頂の行止まり表示 |
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灰形山から有馬三山の三番目の山「湯槽谷山」を目指してスタートする(10:57)。 落ち葉の積もった道を下って行く。前方には大きな山容の湯槽谷山がどっしりと構えている。この先の厳しい上り下りがはっきりと想定でき、少々委縮した気分になる。 灰形山から8分程下って鞍部に至る(11:05)。鞍部からは紅葉谷への道が分岐している。119番通報プレート「き8−4」もある。 鞍部からは湯槽谷山への登りとなる。ここからうんざりするほど丸太の階段が続く。東側に杉林、西側に雑木林のエリアとなり、一層、勾配が急になる。灰形山への登りと同様に梯子に見えるくらいの急な丸太階段だ。 |
湯槽谷山への山道 |
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丸太階段の途中、紅葉がきれいで、西側に景色が開けた場所があり、そこで、二人連れのご婦人がおにぎりタイムを取られていた。湯槽谷山から下ってきたというお二人に挨拶を交わしてすれ違う。 紅葉谷分岐の鞍部から約20分間、ひたすら丸太階段を登って小ピークに至る。ここから南に湯槽谷山が見えている。大きな山塊が前に立ちふさがって当方を威圧している。 小ピークから落ち葉が敷き詰められた雰囲気のいい回廊のような道を進む。さらに、アップダウンを繰り返し、最後に丸太階段を登り詰めた先が湯槽谷山のピークだった(写真右 11:37)。湯槽谷山にもロータリークラブが設置した「有馬三山 湯槽谷山 八〇一米」の石柱が立っていた。 |
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湯槽谷山山頂 |
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湯槽谷山山頂からは展望はないが、丸太造りのベンチがあるのでここで昼食とした。 15分ほど休憩したところで、落葉山で追い越した15名程のパーティーの一行が湯槽谷山に登ってこられた。丸太造りのベンチはその方々にお譲りすることにして、当方は番匠屋畑尾根に進むことにする(11:49)。 湯槽谷山を下り始めて5分ほどで極楽茶屋跡方面と高尾山方面の分岐点となった(写真左 11:55)。そこには119番通報プレート「き8−5」の設置された案内表示がある。なお、高尾山方面へは「茶園谷・逢山峡」の表示が消されている方向に進むが、当方は番匠屋畑尾根を目指すので、ここは左折して極楽茶屋跡方面に下っていく。 |
高尾山方面の分岐点 |
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分岐点からは、階段道の激下りである。湯槽谷山の下り道からは、前方に裏六甲の連なりが一望できるポイントがある。ロープウェイも遠望できる。 景色を眺めていると、下からハイカーが二名登ってこられた。この山域も、従前に比して歩く者が増えてきた。 湯槽谷山の頂上から10分少々下って湯槽谷峠に到着した(写真右 12:02)。湯槽谷峠ではご夫婦連れのハイカーとすれ違った。 |
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湯槽谷峠(紅葉谷方面分岐) |
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湯槽谷峠からは、東に行けば湯槽谷を経て紅葉谷方面(難路)に(写真上)、西に行けば横谷を経て茶園谷、逢山峡方面(写真左)に下ることができる。 今日は湯槽谷峠を直進して番匠屋畑尾根に進んでいく。 湯槽谷峠から階段状の急な尾根道を登っていく。ここまでで脚部の疲労も蓄積してきて、休憩を頻繁に挟みながらの尾根登りとなった。 10分ほど登ってピークになる。そこには三角点(四等三角点 湯槽谷山:標高 752.03m)が設置してあった(写真下 12:14)。 |
湯槽谷峠(横谷方面分岐) |
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湯槽谷山四等三角点で休憩もかねて三角点の写真を撮影していたら、颯爽とした足取りの女性ハイカーに追い越された。羨ましいほどの脚力だ。 この三角点を過ぎると階段の激下りとなる。これを下る途中で、前の方から何やら「シャカ、シャカ シャカ、シャカ」という機械音が聞こえてきた。六甲有馬ロープウェーの鉄塔の滑車の音である。 階段道を下りきって少し進むとロープウェーの鉄塔の下に出た。この鉄塔下ではタオル鉢巻のおじさんハイカーが休憩していた。 |
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四等三角点 点名:湯槽谷山 |
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さらに番匠屋畑尾根を進むと、神戸市森林事務所が設置した真新しいハイキングルートの案内看板があった。そこは小ピークで、その先がまた下りとなっている。この先、最後の登りが待っているので、この下りは恨めしい感じだ。 鞍部から最後の登りに取り掛かる。上から一人のハイカーが下ってきた。疲れがたまった当方は小さな声で挨拶を返す。 さらに番匠屋畑尾根を登り、登り切る手前で男女6名のパーティーとすれ違った。 |
番匠屋畑尾根 |
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急階段を登り切って小川谷分岐のピークに到着した(写真右 12:53)。このピークに到着で有馬三山、番匠屋畑尾根コースを走破したことになる。 9年前に有馬三山、番匠屋畑尾根コースを歩いた時にはほとんど人に出会わなかったが、今日は多くの人とすれ違った。山歩きを趣味とする同好の者が増えているのだろう。
有馬三山、番匠屋畑尾根コースは全般に下草や笹が刈り取られ、よく手入れされている感じがした。標識も比較的整備され、コース維持関係者の尽力が窺えるルートだった。 さらに進んで極楽茶屋跡に到着(12:57)。 |
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小川谷分岐のピーク |
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極楽茶屋跡は縦走コースで、今年の全縦は明後日のようだが、今日も多くの人が行き交っている。
極楽茶屋跡で休憩を10分弱とった後、紅葉谷道を有馬温泉まで下ることにした(13:05)。 紅葉谷道はブナやイヌブナの混じった落葉広葉樹林になっていて、新緑や紅葉の美しい樹木が多い。しかし紅葉谷道は26年8月の台風で大規模な土砂崩れが発生して、ロープウェイ有馬温泉駅から炭屋道合流点まで通行止めとなっている。 |
番匠屋畑尾根、紅葉谷分岐 |
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極楽茶屋跡から炭屋道合流点までは応急復旧しているようなので、復旧度合いの確認を兼ねて、紅葉谷道を探索する。
紅葉谷は多くの方が下っている。谷の上部は台風の被害はなかったようで、従前と風景は変わっていない。この辺りは快適に下って行く。
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紅葉谷 |
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紅葉谷を30分ほど下って、左手側に湯槽谷山が確認できた。(写真左 13:33)。 二時間前にあのピークに立っていたが、厳しかった湯槽谷山の上りを思い返す。
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左手側に湯槽谷山 |
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13:38 百闡黶E似位滝分岐 ここには滝への分岐表示と付近のルート図の看板設置がある(写真右)。 その看板に「紅葉谷下流部周辺・2014年の台風での主な崩落箇所」の案内地図が掲示されている。 看板によれば、紅葉谷下流部で五か所の崩落があったようだ。被害の甚大さが窺える。 斜面を削ったり、木を切ったりして修復したことが説明されているが、新しい登山道を付け替えている個所もある。そこが、急斜面で道幅の狭い地点と思われる。 |
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百闡黶E似位滝分岐 |
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13:46 「う回路→ この先通れません」の表示が登場した(写真左)。
ここから山肌斜面を切り開いた新道が付けられている。 付替え道は片側にロープが張られ、安全歩行に配慮がされている。 しばらく水平に進んだのち、北側に階段道が下っていた。急こう配の尾根に丸太階段が設置され、両サイドにロープが張られている(写真下)。 相当きつい勾配で、階段の段差も大きい。
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う回路の表示 |
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次に、鉄材と鉄パイプで階段が設置されていた。ここは土木工事では対応できないような急勾配だ。
一段一段慎重に下る。
13:51 う回路が終わり、従前のルートに合流した。 う回路は歩くと5分ほどの距離だが、急な斜面に切り開かれたう回路の工事は大変だったと思われる。 紅葉谷を愛するハイカーは多い。その内の一人として、紅葉谷復旧工事の関係者の方のご努力に敬意を表したい。 |
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紅葉谷の付替え修復道 |
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13:55 紅葉谷出会まで下ってきた。ここは大谷の流れと白石谷の流れが合流するところで、従前から、大きな水たまりができたり、砂が堆積したりと、地形の変遷が激しいところだった。 今日の紅葉谷出会はすごいことになっていた。流出した膨大な量の砂が堆積し、古い標柱を埋没させていた(写真左)。8割方埋まってしまっている。 埋まった標柱の救出は諦められたようで、傍らに新しい標柱が設置されていた。これも、26年8月の台風の影響なのか。自然の猛威を目の当たりにする。 |
埋没した道標の柱 |
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紅葉谷出会から、白石第二堰堤を右手に見ながらさらに紅葉谷道を下って行く。
14:04 湯槽谷分岐に到着 14:10 炭屋道合流点(写真右) ここでロープウェイ有馬温泉駅へ続く道が封鎖され、炭屋道がう回路とされていた。この先で大規模な土砂崩れが発生し、未だ、回復できていない。 ロープウェー有馬温泉駅はすぐ近くであり、6名ほどのハイカーが封鎖柵の前でたむろしている。 炭屋道はここから魚屋道を結ぶ道、登りのきつい道だがやむを得ず炭屋道に入る(14:11)。 |
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炭屋道合流点の封鎖柵 |
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炭屋道は登りが延々と続く。射場山の中腹まで、狭い幅で描かれた等高線を登るのであるから、相当きつい。何度も何度も休憩をはさんで登っていく。前後を歩くハイカーの方も同様に休憩を頻繁に入れている。 筋肉疲労で足がつり始めたが、なんとか体を引き上げる。 10分少々かかって、やっと魚屋道に登りついた(14:23)。炭屋道の周囲には炭焼き窯の跡があるようだが、それを確認する余裕もないありさまだった。 魚屋道は多くの人が歩いている。その方々と共に有馬を目指して下って行く。 |
有馬稲荷神社からの景色 |
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途中、有馬稲荷神社への近道の表示が登場。近道の文字にひかれて、魚屋道から有馬稲荷神社への道に入る。 有馬稲荷神社には14時40分に到着。有馬稲荷神社から眺める有馬温泉街の景色もなかなかである(写真左上)。 有馬稲荷神社からは瑞宝寺公園へ立ち寄って、紅葉の名残を楽しんで帰ることにする。
車で混雑する温泉街の道を瑞宝寺公園を目指して進む。 |
瑞宝寺公園 |
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見頃を過ぎたとはいえ瑞宝寺公園を目指す人は多く、その人込みとともに瑞宝寺公園に到着したのは午後3時であった。 瑞宝寺公園は、明治6年に廃寺になった瑞宝寺跡が公園となったもので、約2500本の楓が秋には一斉に色づくという。 本日も、もみじ茶会が開催されていたが、紅葉は盛りを過ぎた感じである。輝くばかりの紅葉も素晴らしいが、その名残も味わい深い。風情の残る楓たちを愛でて、充実した気分で本日の山歩きを終えたのであった。 ((((((((^_^;) |
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瑞宝寺公園の紅葉 |